今日の一枚

いつぶりだろうこのコーナー。自分でも忘れてた。そもそもコーナーとして成立するくらい紹介してないしね。久々の復活です。じゃあ行きますよ。はい、ドン。

EXTREMIST

EXTREMIST

僕が最も尊敬するギタリストスティーブヴァイが尊敬するギタリストジョーサトリアーニ。かつてスティーブヴァイやカークハメットにギターを教えていたという、もうそれだけで『すごい人だな』と思わせてしまうようなお人なわけですが、まあとにかくいいですよこのアルバムは。今でこそつるつるのピカピカで『和尚』だの『サンプラザ中野』だの結構な言われ方をしていますが、このころはフッサフサ。福生に住んでも文句言われないっていうね。はい、親父ギャグー*1。えーと、あ、そうそう、サトリアーニね。
で、こいつを初めて聞いたのはG3のDVD。Live in Concert(←スペル違うかも)ってやつでスティーブヴァイとエリックジョンソンと一緒にやった最初のG3ツアーですな。そのDVDを買った時は『え!?ジョーサトリアーニとスティーブヴァイ両方見られるの!?お得じゃーん!』とか思ってオークションで落としたんだけども、正直なんとも思いませんでした。そこそこかっこいいくらいにしか。
で、G3日本公演が決まったときは友達と『スティーブヴァイは好きだし、ビリーシーン見られるし、ジョンペトは聞いたことないけど、ジョーサトリアーニの曲はそこそこかっこいいから、まあ3人出てきても飽きないよね』とか言っておったのだけど、スティーブヴァイで放心状態の僕はその時点で帰ろうかと思ってたくらいで、さらにジョーサトリアーニが耳をキュワンキュワン言わせるような音(ハーモニクスを出してワーミー)を出しやがって、もううんざり。お香焚きだすし。
そしてその最悪な印象のまま時は過ぎ、その公演のDVDが発売に。スティーブヴァイ、ジョンペトルーシと見てから『まああのハゲも見てやるか。武士の情けじゃ。』とか意味不明なことを思いながら見てみると一発ノックアウト。友人に即借りました。
このアルバムのオススメはとりあえず僕をやっつけたwar,あとはcryinこれに尽きる。cryinのこの感情表現。いや本当に感情を表現しているのかどうかは知りませんよ。だけdふぉ(←興奮して打ち損ねた)だけどこのピッキングチョーキング、ビブラート、どれをとっても再現不能。表現力という面から見れば、もはやジェフベックに匹敵。この曲はいくら練習しても絶対に弾けない。僕が一生かかっても弾けない曲リストに入ってます。(←今決めた。)
正直なことをいうと、ライブで見た後は『単独公演あっても絶対行かないよね。』とか『あのハゲ』とか、もうたらたらたれながら帰ってきたんですけど、ジョーサトリアーニ様、本当にすみませんでした。絶対行かせていただきます。

*1:19歳